インターネットの技術が発達し、様々なシーンで活用されている現代では、エンジニアの活躍なしには社会は成り立たなくなっている。エンジニアはIT業界ばかりではなく、あらゆる業界で活躍しており、エンジニアが活躍していない業界はほとんどないといっても過言ではないだろう。
エンジニアがIT業界で働く魅力の一つが、仕事を行う上での達成感が大きいということだ。
エンジニアの仕事は様々なシステムを構築することであり、知識と技術を駆使して生活のあらゆる場面で使用されるシステムを日々開発している。そのシステムを開発できた瞬間の達成感は、物作りをする職種特有のやりがいであり、大きな魅力だ。
また、それらのエンジニアが作り出したシステムは、社会生活のあらゆる場面で活用されている。作り上げたシステムの種類によっては、自分が作った作品が人の役に立っている様子を直接目にすることもできるだろう。このように、社会貢献を実感することができるという点も、魅力の一つだろう。
このほか、IT業界におけるエンジニアは、基本的に実力主義を採用している。持ちうる技術と知識によって評価されることが基本となっており、性別や年齢などが大きな要素を占めることは少ない。ほかの業種や業界、職種では年齢や性別など様々な要素が加わって納得できない評価になることも多いが、IT業界のエンジニアは実力でしっかり評価されるので、頑張り次第で高い評価を得られる点も、大きな魅力といえるだろう。
フリーランスエンジニアには様々な職種があるが、種類分けするとプログラマー、システムエンジニア、Webデザイナー、Webエンジニアの4つに大別できる。
まずプログラマーについてだが、これは様々なシステムを作り上げるために、各種言語を用いてプログラミングすることが主な仕事だ。案件によって使用するプログラミング言語が異なるケースが多く、しっかり収入を得続けるためには、複数の言語に精通していた方が有利だ。
勤務形態は在宅よりも、企業に常駐して働く場合が多い。報酬単価は、企業に常駐した方が高い傾向にある。
システムエンジニアは、クライアントの要望に合わせてシステムを設計したり、要件を定義づけたりするのが主な仕事だ。一つのプロジェクトを統括する立場になるケースも多く、プログラマーなどのメンバーが十分に力を発揮できるよう、マネジメントすることも大切な任務だ。
仕事を得るためには、クライアントへの提案力も求められる。
Webエンジニアは、WebサイトやWeb上で稼働するアプリを作り上げるのが主な仕事だ。Webサイトは多くの企業や個人が運営しており、仕事の需要は比較的高い。
サイトやアプリは完成したものを納品するケースがほとんどで、システムエンジニアやプログラマーと比べ、在宅で仕事をする場合が多い。
Webデザイナーは、サイトやアプリをデザインするのが主な仕事だ。単純にデザインするだけでなく、必要に応じてカスタマイズするケースもあるため、ユーザー目線でサイトを作れるかどうかも、大切なポイントだろう。